電子機器の普及などによって、「電気」は私たちの生活に欠かせないものとなりました。
しかし、「え?電気代高い・・・」「なんでこんなに値上がりしたの?」「去年と使用量同じはずなのに・・・」「いつまで続くのか不安」「このままでは生活できない」と、光熱費の値上げで多くの家庭から「生活が苦しくなった」の悲鳴が上がっている状況です。
そのため、少しでも電気代を節約したいと思っている人も多いのではないでしょうか?しかし、生活スタイルを変えたくないのも事実です。
そこで今回は、具体的にどうすれば電気代を節約できるのか、日々の生活の中で便利さや快適さをなるべく維持したままでできる節電・省エネ対策をご紹介いたします!
電気使用量ランキング
経済産業省資源エネルギー庁の調査による家電の電気使用量ランキングは、下記の通りです。
1位:冷蔵庫
2位:照明器具
3位:テレビ
4位:エアコン
季節に関係なく使用頻度の高い機器が上記に占めることが特徴です。
電気機器別の節電・省エネ術
節電・省エネ術①:冷蔵庫
- 隙間なく整理して収納する
- 食品を詰め込みすぎないようにする(7割~8割程度)
- 開け閉めの時間を減らす(タッパーを使用する/ルールを決めて取り出しやすさを工夫する)
- 熱いものは冷ましてから入れる
- 温度設定のつまみやボタンを「強」から「中」にする
- 冷蔵庫と壁との間に適切な間隔を空けておく
節電・省エネ術②:照明器具
- 不要な照明はこまめに消す
- 蛍光灯や白熱電球はLED電球にする
- リビングなど部屋の照明の明るさを下げる
- ランプやかさが汚れて明るさが低下しないようにこまめに掃除をする
節電・省エネ術③:テレビ
- 「省エネモード」に設定して画面の明るさを下げる
- 見ていない時は電源をOFFにする(視聴時間を1時間減らすと520円/年の節約)
節電・省エネ術④:エアコン
- 室温は上げすぎず下げすぎず適温に保つ(一般的には冷房は28℃以上/暖房は20℃以下に設定)
- フィルターを毎月1-2回(2週間に1回を目途に)掃除する
- 扇風機やサーキュレーターなどを使用して空気を循環させる
- 室外機の周りに物を置かないないようにして空間を確保する
- 室外機にカバーをかけて直射日光が当たらないようにする
節電・省エネ術:その他
- 洗濯はできるだけまとめ洗いを行い、洗う回数を減らす
- 衣類乾燥機・浴室乾燥機は、使用時間を短くする
- トイレの温水洗浄便座は、温度設定を「弱」にする
- トイレの温水洗浄便座は、温水のオフ機能やタイマー節約機能などを使う
- トイレの温水洗浄便座は、便座のフタを毎回閉める
- 窓ガラスを複層ガラスにしたり、遮光カーテンなどを使用して断熱性を高める
- 長時間使用しない電気機器は、電源を切るかコンセントからプラグを抜く
- 10年以上前に購入した節電・省エネ力の低い古い電気機器は新しいものに買い替える
まとめ
たかが数円の節電・省エネですが、電気は常に使うものであり、年間を通すとその差は大きくなります。日常のちょっとした対策も、積み重ねれば節電・省エネにつながりますので、ゲーム感覚で楽しみましょう。
全体の電気量にも限りがありますので、意識して節電・省エネを心掛けていきましょう!
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